義務教育でのプログラミングの必修化
2020年、日本でも小学校の授業でプログラミングが必修化されました。既に海外のイギリスやロシアの小学校では必修化されています。
電子機器が溢れ、電子機器によって制御するものが多くなった現在、プログラミングは英語と同様に必須スキルになりつつある状態だと言えます。
プログラミングってなに?
しかし、なんとなくは理解しているけど、結局「プログラミングってなんだろう?」「プログラミングって難しそう。。。」という印象をお持ちの方も多いかと思います。
プログラミングとは簡単に言ってしまえば、「コンピュータにやってほしい処理を打ち込む。」ということになります。
順番通りに実行させたり、又、とある条件になった場合の条件処理、または条件をクリアするまで繰り返す処理などを打ち込んでいく作業です。
例えば、掃除ロボットは、時間になると掃除を開始し、もし壁にぶつかれば方向を変え、掃除が終わるまで「ゴミを吸引しながら走る。」という処理を繰り返します。
これもそのように動くようプログラミングされているからこそ、そのように動くのです。
これは、掃除ロボットに限ったことではなく、この記事をご覧いただいているパソコンや、スマホをはじめ、身近な電子ジャー、ポット、冷蔵庫のような家電や、自動車やエレベータなどもそうです。
プログラミングって難しそう。。。
ただ、プログラミングというものは、英語や数字、記号が羅列されたとっつきにくいイメージを持たれているのもプログラミングの特徴だったりします。
ですが、子供向けに作られたプログラミングソフト「Scratch」を使えば、英語や数字、記号が羅列したプログラミンでなく、処理が書かれたブロックを組み合わせプログラミングできるものがあります。
![](https://toytune.com/wp-content/uploads/2020/06/toytune_top_ipad.jpg)
Scratchはアメリカの、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語です。
既に子供向けのプログラミング教室の多くは、Scratchを導入しているところが殆どだと思います。
Scratchは誰でも無料で使えるプログラミング学習ソフトで、言葉も日本語対応していますので学びやすく、プログラミングの入門として現在一番入りやすいものだとといえると思います。
実際、Scratchでプログラミンを学んでいる多くの小学生はScratchを使ってゲームをプログラミングし、インターネット上で公開しています。
また有料になりますが、LEGOで車など作った物にプログラミングをし、動かすこともできるものもあったり、同じくScrachをそのまま使うものや、Scratchと同じような操作でできるものが数多く登場しています。
プログラミングを学ぶメリット
学習する上でのメリットとして、「ゲームが作れるようになる。」という理由に限定されません。
プログラミングを学ぶことで培った能力は、例えば効率良く目的を果たす為の行動や、さまざまな問題を解決する為の思考能力を育むことにもなると思います。
プログラミングをする「処理」は必ず「目的」をもっていると言えます。逆に「目的がないプログラミング」は作ることはできないと言えるからです。
さあ、プログラミングを始めましょう!
インターネット環境と、簡単なパソコン、タブレットの操作ができれば、誰でもブロックを組み合わせる感覚でScratchを使い、プログラミンを学習できる機会です。
是非、このサイトをお役立ていただければかと思います。