スクラッチ

スクラッチの基本操作でネコを動かしてみよう

最終更新日 2025年4月20日 by toytune

スクラッチはアメリカの、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語です。

はじめに

スクラッチの基本操作を学習していきましょう。今回は、「もし〜なら」や「ずっと」などのコードブロックを組み合わせて、PCのキーボードの矢印キー(左右)を押すと、それに合わせてネコが動くプログラムを作成します。

操作を行う上で必要な知識となる画面説明については、別の記事にありますのであわせてご覧ください。

▼ 今回作成するプログラム(のの旗をクリックして動作を確認することができます)

ステージの座標を理解しよう

スクラッチのステージ上でスプライトを操作するには、**座標(X座標・Y座標)**を利用します。

座標は、中学生の数学で習うと思いますが、ここでは、ステージ上の場所を数字で指定するとだけ覚えておけば大丈夫です。

まず、ステージは、横方向がX座標、縦方向はY座標で位置を数値であらわすことができます。例えば、ネコに対して、「X座標を3」、「Y座標を5」と数値を入れれば、その数値を入れた場所へネコが動くということです。

下図で見ていただければわかりやすいと思います。
真ん中が、0で、一番右にいくには240、一番上にいくには180ということになります。

ステージのネコのスプライトのX軸Y軸の動き

では実際にネコの「スプライト」を動かしてみます。

ステージのネコを直接ドラッグしてみましょう。
左下へ移動すると、XとYの数字が変わりました。つまり現在ネコの「スプライト」は、X座標 165、Y座標 -84の位置にあるということです。

ステージ上でネコのスプライトを右下に移動

今度は逆に、数値の入力でネコの位置を変えてみましょう。
横方向を真ん中にしたいと思うので、Xのところに「0」と入力します。
そうすると、ネコの横方向の位置が中央になりました。

X軸の入力を0にする

座標を理解しておくと、スプライトを正確な位置に配置しやすくなります。

では、次に進む前にネコのスプライトの位置を中央に戻しておきたいので、Yのところも「0」と入力しておいてください。

ブロックの追加・削除・編集

スクラッチでは、コードブロックをドラッグ&ドロップで追加・削除・編集できます。やり方としては、ブロックのエリアからドラッグして、コードブロックをつなぎ合わせて作成していきます。

どのブロックでも構いませんが、ここではコードブロックのエリアから、基本となるきっかけのイベントのブロックが押されたとき」のコードブロックを入れていきます。ブロックを見つけたら図のように右側のエリアへドラッグしてきてください。

旗が押されたときのブロックをドラッグ

そして、今度は、「表示する」のコードブロックをさがし、同じく図のようにドラッグし、先ほどの「が押されたとき」のコードブロックの下につけます。

表示するをドラッグし旗が押されたときの下にくっつける

そして、3つめは「隠す」のコードブロックをドラックし、さらにその下(「表示する」の下)にくっつけます。

隠すのブロックをドラッグし表示するの下にくっつける

このように左側のコードからコードブロックを見つけ、右側へドラッグし、コードブロックをくっつけながらプログラミングを作成していきます。

逆にコードブロック外したいときは、外したいコードブロックをドラッグすると、その下から全てを外すことができます。

表示するのブロックをドラッグすると外れる

もちろん、コードブロックを削除することもできます。

もし、「隠す」を消したい場合は、「隠す」のコードブロックのところで右クリックして「ブロックを削除」をクリックします。

隠すのブロックを右クリックしてブロックの削除をクリックする

削除されたので、コードブロックの画面からなくなりました。

隠すが削除される

今回は、「表示する」のブロックも使いませんので、同じく削除します。
削除する方法はもう一つあり、不要なコードブロックをコードブロックのリストにドラッグすることでも削除できます。

ブロックを削除するにはブロックの方にドラッグしても削除される

ネコを動かすプログラミング

いよいよプログラミングをやっていきましょう。冒頭でも記載した通り、PCのカーソルで、ネコの「スプライト」を左右に動かすプログラミングを作っていきます。

まず、スタートとなる「が押されたとき」のコードブロックが残っていると思います。
「ずっと」の処理をその下に続けたいので、「ずっと」のブロックを探し、ドラックして「が押されたとき」の下にくっつけましょう。

ずっとをドラッグし旗が押されたときの下にくっつける

今度は、カーソルを押したときの操作部分をつくります。

「もし〜なら」のコードブロックをドラッグし、「ずっと」のコードブロックの中に入れます。

もし〜ならをドラッグしずっとの中にいれる

次に「もし〜なら」の「〜」の六角形の部分を埋めていきます。
「スペースキーが押された」を見つけドラッグします。

スペースキーが押されたをドラッグする

今度は、「スペースキーが押された」のところをクリックし、「右向き矢印」をクリックし変更しします。

スペースのところをクリックし右向き矢印に変更する


そして、「もし〜なら」の中に六角形の中に「右向き矢印が押された」を入れ込みます。

右向き矢印キーが押されたらをもし〜ならの〜の位置に入れる

「もし〜なら」の中に「右向き矢印が押された」を入れ込みます。
六角形が白くなったときに離せば入ります。

右向き矢印を押したときに、横方向(X座標の方向)に動かしたいので、「10歩動かす」をドラッグし、「もし〜なら」の中に入れ込みます。

これで右カーソル(右矢印)を押せば、10歩動くプログラミングができました。

10歩動かすをドラッグしもし〜ならの中にいれる

続けて、左側も動くようにしたいので、同じような操作をします。
再び「もし〜なら」のコードブロックをドラッグし、「ずっと」の中に入れ、上部の「もし〜なら」のコードブロックの下にくっつけます。

新しくもし〜ならをドラッグし、先のもし〜ならの下にくっつける

そして、「スペースキーが押された」のコードブロックもドラッグします。

スペースキーが押されたをドラッグしもし〜ならの〜にいれる

今度は、「左向き矢印」をクリックして、「もし〜なら」の中に「左向き矢印キーが押された」を六角形の入れ込みます。

スペースキーをクリックし左向き矢印に変更する

同じくX座標の方向に動かしたいので、「10歩動かす」のコードブロックをドラッグし、「もし〜なら」の中に入れ込みます。

10歩動かすをドラッグする

そして、「10」のところを「-10」にします。これで左カーソルを押せば、左方向に10歩動く(-10歩動く)プログラミングができました。

10歩動かすの10を-10に変更する

それでは、作ったプログラミングが意図した通り動くか試してみましょう。ステージの上部にあるをクリックします。

ステージの旗をクリックする

PCのキーボードのカーソル(矢印キー)の左右を押すと、矢印の方向にネコが動くと思います。

右カーソルを押すとネコのスプライトが右へ移動する
左カーソルを押すとネコのスプライトが左へ移動する

まとめ

  • ステージの座標: 横方向はX、縦方向はY
  • ブロック操作: ドラッグ&ドロップで追加・削除・編集
  • キーボード操作: 「もし〜なら」でキー入力を検出し、スプライトを動かす
  • プログラムの実行:をクリック

座標の概念は少し難しく感じるかもしれませんが、スクラッチの基本なので、繰り返し使っていくうちに自然と身につきます。

「もし〜なら」について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

スクラッチを楽しみながら、どんどんプログラムを作っていきましょう!

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